今流行っているのが、築古でありながらも綺麗にリノベーションされた賃貸マンションです。外観は古さが感じられますが、室内に入れば真新しく、生活をする上で不便さは殆どありません。そのため、今は築古のマンションのリノベーションが盛んに行われているのです。ここで注意したいのが、築年数です。築年数が20年から30年程度であれば問題はありません。しかしながら、築年数が40年を超えるとそれは少し注意しなければならないのです。なぜならば、耐震性の問題が発生するからです。1981年までに建てられた賃貸マンションの場合、旧耐震基準となっています。そのため、現在の耐震基準とは大きくかけ離れていて、どれだけ室内がリノベーションされていて綺麗であっても、生活面での不安がつきまとうのです。よって、いくら綺麗にリノベーションされていたとしても、耐震基準の関係から築30年程度が限度となります。リノベーションブームの落とし穴には注意したいところです。